大嶋 寧子(Yasuko Oshima)

主任研究員
東京大学大学院農学生命科学研究科修士課程修了後、1998年富士総合研究所入社。マクロ経済予測(賃金・雇用、所得等)、外務省経済局(OECD経済委員会・経済開発検討委員会に関わる政策調整等)、みずほ総合研究所(雇用政策・家族政策の調査研究)を経て、2017年リクルートワークス研究所に入所。専門は組織行動論。


研究領域

現在の関心領域は、多様な事情や制約のある人材のキャリア形成やそれに関わるマネジメント、デジタル時代のスキル再開発、キャリア自律や能力発揮を引き出す人間関係など。

中小企業のリスキリング ~デジタル時代のスキル再開発~

介護をする社員が働きがいを持てるマネジメント

創造性を引き出しあう職場の研究

十人十色のキャリア選択を支える社会

ブランクからのキャリア再開発

論文

所属学会

日本キャリアデザイン学会、経営行動科学学会、日本労務学会

著書

単著

  • 『不安家族~働けない転落社会を克服せよ』(2011年 日本経済新聞出版社)

共著

  • 『日本人の考え方 世界の人の考え方II: 7回世界価値観調査から見えるもの』(2022年 勁草書房)

  • 30代の働く地図』(2018年 岩波書店)

  • 『データブック 格差で読む日本経済』(2017年 有斐閣)

  • 『雇用と労働の基本ルールがよくわかる本』(2015年 東洋経済新報社)

  • 『雇用断層の研究~脱「総中流」時代の活路はどこにあるのか』(2009年、東洋経済新報社)

  • 『意欲と生産性を高める高年齢者雇用の制度設計』(2007年年 中央経済社)

教歴

法政大学「ライフコース論」(2017年)

執筆・講演等

講演 (主なもの)

  • 2回全国ビジネスケアラー会議「ビジネスケアラー調査に見る、介護をしながら安心して働くことに関わる3つのポイント」(202212月)

  • Excellent Care Company Conference「ビジネスケアラーの「経験」を踏まえたこれからの支援とは?」(202212月)

  • 経済同友会未来選択会議第2セッション基調講演「挑戦を引き出しあう社会への提言」(202212月)

  • 連合総研第34回連合総研フォーラム「リスキリング」(202210月)

  • 日本リスキリングコンソーシアム記者発表会「リスキリングを巡る内外の状況」(20226月)

  • 労働政策審議会労働政策基本部会「リスキリングをめぐる内外の状況について」(20225月)

  • 大分県女性再就職支援講座「復職した女性の声から「自分らしい再就職」のヒントを考えよう」(202010月)

  • 静岡県主催子育てに優しい企業フォーラム「データと事例でみる女性活躍のこれから」(20202月)

  • 千葉商工会議所主催「女性活躍フォーラム」基調講演(20173月)

  • 千葉商工会議所原点回帰セミナー「少子高齢化と女性活躍」(20172月)

  • 中国社会科学院青年研究者代表団(2016年度第2陣)講演「人口高齢化と雇用システム」(20171月)

  • 自民党一億総活躍推進本部 女性活躍・子育て・幼児教育プロジェクトチーム有識者ヒアリング講演(20172月)

  • ファザーリングジャパン緊急フォーラム基調講演(20158月)

  • 参議院予算委員会公聴会出席「家族の生活基盤の不安定化と現役世代の社会保障をめぐる問題」(20123月)

寄稿(2018年以降、主なもの)

委員等

  • 福岡県「IT×ジェンダーギャップ解消モデル策定会議」委員(2022年)

  • 全労済協会「これからの働き方研究会」委員(2018年)
  • 日本経済調査協議会「女性活躍社会研究会」委員(2015年3月~2016年3月)
  • 厚生労働省「女性の活躍促進に向けた配偶者手当の在り方に関する検討会」委員(2015年12月~2016年3月)