主任研究員 / 主任アナリスト
孫 亜文
Yawen SUN
- プロフィール
- 一橋大学経済学研究科博士後期課程修了。2015 年にリクルートワークス研究所へ入所。2016年3月一橋大学博士号(経済学)取得。全国就業実態パネル調査(JPSED)に立ち上げから参画し、以降毎年の調査設計、実施運営、集計分析を担当する。働き方の定点観測「Works Index」レポートの発行や、JPSEDデータ分析を基に社会人の学び・シニアの就労・ハラスメント・副業・労働移動といった幅広いテーマの研究に携わる。
研究領域
労働経済学,応用計量経済学,行動経済学
関連調査・研究プロジェクト
・全国就業実態パネル調査
・「家族」と「働く」のこれからを考える
・Global Career Survey 2024
・「労働移動」を再考する
・パート・アルバイトの賃金上昇を起点とした人材戦略
・副業のリアル
・コロナショックは働き方を変えたのか
・DX時代のリスキリング
・次世代社会提言ーマルチリレーション社会:個人と企業の豊かな関係ー
・職場のハラスメントを解析する
論文
- 久米功一・萩原牧子・孫亜文(2024)「働き方改革の評価と課題―『全国就業実態パネル調査』の経年変化からの示唆」日本労働研究雑誌No.762, 62-74.(寄稿)
- 西村淳一・長岡貞男・孫亜文(2019)「類似薬効比較方式による革新性の評価:比較薬とのマッチト・データによる分析」『政策研ニュース』No.56,8-16.(研究紀要)
- 孫亜文(2019)「なにが家事時間を長くさせるのか―家事を重荷に感じる理由・感じない理由を用いた考察―」『統計』2019年3月号,8-14.(寄稿)
- Sun, Yawen (2019) Smoking and Wage Rates – Evidence from Japanese Panel Data, Japan and the World Economy, Vil.49, 138-150.(寄稿,2015の改訂版,査読付)
- 孫亜文(2018)「どうすればひとは学ぶのか―企業の働きかけに着目して―」『Works Review』Vol.13.(研究紀要)
- 萩原牧子・孫亜文(2018)「柔軟な働き方とメンタルヘルス」『産業精神保健』26号特別号,28-33.(寄稿)
- 西村淳一・長岡貞男・孫亜文(2018)「新薬の初期価格と価格ダイナミクス:日本パネルデータからの最初の知見」『政策研ニュース』No.53,1-9.(研究紀要)
- 孫亜文(2017)「家事労働研究の潮流とこれからの課題―家事労働が個人にもたらす効果に着目して―」『Works Review』Vol.12,114-123.(研究ノート)
- 久米功一・萩原牧子・戸田淳仁・孫亜文・清水千弘(2016)「Works Indexの開発―「全国就業実態パネル調査2016」を用いて―」『Works Review』Vo.11,138-151.(研究紀要)
- 孫亜文(2016)「WLBの実現度と生活要因の大切さ―仕事と家庭生活の両立ストレスを用いた考察―」『Works Review』Vol.11,114-125.(研究紀要)
- 孫亜文(2015)「喫煙行動と賃金の関係―パネルデータによる分析」『日本労働研究雑誌』No.659,103-120.(査読付)
学会発表等
- 2016年6月 日本経済学会2016年春季大会(名古屋大学)
形式:学会報告(討論者あり)
題目:Variation in Effects of the Big-Five Personality Traits: The 10-Item Scale versus the 44-Item Scale - 2015年9月 第18回労働経済学コンファレンス(一橋大学)
形式:ポスター報告
題目:Big-Five Personality traits and measurement error: Evidence from Japanese personality data - 2015年5月 日本経済学会2015年春季大会(新潟大学)
形式:学会報告(討論者あり)
題目:Uncovering unobservable individual heterogeneity: Evidence from Japanese personality and wage data - 2014年7月 20th International Panel Data Conference(一橋大学)
形式:ポスター報告
題目:Marriage and Income: Evidence from Japan - 2014年6月 日本労使関係研究協会2014年労働政策研究会(学習院大学)
形式:学会報告(討論者なし)
題目:結婚プレミアム―KHPSを用いた再検証 - 2012年11月 第7回応用計量経済学コンファレンス(大阪大学)
形式:学会報告(討論者あり)
題目:喫煙行動と賃金の関係~パネルデータによる分析~ - 2012年6月 日本経済学会2012年春季大会(北海道大学)
形式:ポスター報告
題目:喫煙行動と労働生産性の関係~パネルデータによる分析~
研究実績
第17回(平成28年度)労働関係論文優秀賞受賞(2016)
所属学会
日本経済学会
日本労使関係研究協会
教歴
早稲田大学教育・総合科学学術院非常勤(2024年)
武蔵野大学経済学部非常勤(2019年~2020年)
東洋大学経済学部非常勤(2018年~現在)
上智大学総合人間科学部非常勤(2017年~現在、隔年)
成城大学経済学部非常勤(2016年~2017年)
その他
「論文Today: 見えない差別と職業選択」日本労働研究雑誌,No.647, pp.90-91