主観的仕事ウェルビーイングの 規定因についての探索的検討 辰巳哲子

生き生き働くことにもっとも影響するのは、個人の認知的境界であった。個人が仕事の捉え直しを行っている場合には、自己主導型の「生き生き働く状態」を求めていた。一方で捉えなおしが進んでいない場合は、他者から与えられた環境によって仕事ウェルビーイングが左右されることが示唆された。