「働きたい」という希望の実現は足踏みの傾向
こちらの記事は「働き方の定点観測2025」レポートより一部抜粋したものです。
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総務省統計局の「労働力調査」によると、15歳以上人口に占める失業者の割合は2018年の1.7%(184万人)から2024年の1.8%(195万人)へと横ばい傾向であり、就業を希望する非労働力層の割合は3.0%(331万人)から2.0%(225万人)へと減少傾向にある。
では、就業を希望している人は、実際に仕事に就くことができているのだろうか。リクルートワークス研究所の「全国就業実態パネル調査」のデータから、前年に就業を希望していた人の就業状況の推移を見てみよう。
失業者の就業率は2025年に低下、就業希望のある非労働力層では横ばい
前年に失業状態(仕事がなく、求職活動を行っている状態)にあった人のうち、就業した人の割合(就業率)を見ると、2022年以降は50%前後でほぼ横ばいの傾向が続いていたが、2025年には42.5%となり、前年から4.9ポイント低下した。
図表 前年就業希望者の(当年)就業率
集計対象者:前年就業希望者(各年12月時点)
前年に非労働力層(仕事をしておらず、求職活動もしていない状態)でありながらも就業を希望していた人の就業率では、2021年の19.7%を底としてその後は回復傾向にあった。しかし、この2年においては26%前後にとどまっており、足踏み状態にある。
人手不足が叫ばれる昨今だが、求職者の就業実現は足踏みの状況である。なぜ「働きたい」という希望が実際の就業に結びついていないのか。さらなる詳細な分析が求められる。
こちらの記事は「働き方の定点観測2025」レポートより一部抜粋したものです。
後日、追加分析を行った後編も掲載予定です。
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