1. 単身正社員(同居の子なし)
2015~2024年の動き
- 「単身正社員(同居の子なし)」は、正社員として働き、配偶者や同居の子がいない人を指す。
- 30~59歳人口のうち、ここに該当する人の割合は、上昇基調で推移した。具体的には、2015年の16.3%から2024年の21.7%へと上昇し、特に2019年以降の伸びが鮮明である。
- 男性は20.5%から25.9%へ上昇し、女性も12.0%から17.2%へと構成比を上げた。雇用や所得が安定している人の間でも、未婚化が進む様子が見られる。
図表 この10年の「単身正社員(同居の子なし)」の構成比の変化。
(注)30~59歳に占める割合。親族との同居はあり・なし計。
(出所)リクルートワークス研究所「全国就業実態パネル調査」クロスセクションウェイトを用いたウェイトバック集計。
類型ごとの平均的な状況
経済的に安定し、身軽で自由な立場にも思えるが、仕事関連時間が長く可処分時間は短めで、仕事中心の生活になる傾向。精神的な不調に関する症状がある人がやや多めなほか、平均と比べて困った時に頼れる相手を持つ割合が低いという不安定さも抱える。
図表 データで見る「単身正社員(同居の子なし)」の平均的な状況
(出所)リクルートワークス研究所「家族×働く 10年の追跡調査が示す、変わる個人・変わらぬ構造」P16-32参照(データはリクルートワークス研究所「全国就業実態パネル調査2025」および同「全国就業実態パネル調査2025追加調査」)。いずれもクロスセクションウェイトを用いたクロスセクション集計値。
この記事は、研究報告書「家族×仕事 10年の追跡調査が示す、変わる個人・変われない構造」の内容を、再構成したものです。詳細は報告書をご覧ください。
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