【特別調査】人口減少・AI時代の新卒採用と育成

2026年06月30日

企業の採用状況と採用見通しに関する調査

【特別調査】
人口減少・AI時代の新卒採用と育成

-企業が抱える「人手不足感」の解像度を高め、 新卒採用・育成の現状と変化の兆しを捉える-


人口減少やAIの進展など企業を取り巻く環境が大きく変化する中、「新卒者を一括で採用し、長期雇用を前提に、OJTやジョブローテーションを通じて企業内で人材育成する」という日本型雇用の起点はいよいよ変わるのか――。本調査は、企業が抱える「人手不足感」の解像度を高めたうえで、新卒採用および採用後の育成における現状と変化の兆しを捉えることを目的に実施した。



報告書(PDF)の目次

  • はじめに ー新卒採用・育成の現状と変化の兆しを捉えるー
  • 正規社員の人員過不足感
  • AIなどテクノロジーの進展が新卒採用と育成に及ぼす影響
  • 新卒採用において重視する目的と採用・人事施策
  • 調査概要

主な結果

正規社員の人員過不足感

「不足している人材があるが、過剰な人材はない」と回答した企業が57.1%と最も多く、AIなどテクノロジーの進展による業務効率化が雇用に及ぼす影響が注視される中でも、企業にとって人員の過剰感よりも不足感がなお根強い。

AIなどテクノロジーの進展が新卒採用数に及ぼす影響

新卒採用数は「変わらない」とする回答が68.8%と最も多く、「増やす」「減らす」という変化を示す回答はそれぞれ7.5%であった。新卒採用を行う目的について、コロナ禍後かつ生成AIの導入・普及が急速に進展した3~5年前との比較で尋ねたところ、「事業の維持・継続に必要な人員数の確保」や「将来の基幹人材の確保」など、中長期的な視野で企業が必要とする人材確保の手段としてより重視されている。

AIなどテクノロジーの進展が新卒採用後の育成に及ぼす影響

「研修プログラムの内容を見直す」が34.6%と最も多く、「育成期間が短期化する」も14.7%を占めた。一方、「育成への影響はない」(22.8%)、「わからない」(32.4%)など明確な育成方針の変化が見られない回答も多い。

AIの今後の人材・採用戦略への影響

「議論が始まっている」と回答した企業が35.5%となった一方で、「議論を踏まえ、人材・採用戦略に反映させている」とする回答は6.5%にとどまる。AIの人材・採用戦略への影響について議論は始まりつつあるものの、多くの企業はなお様子見であることが示唆される。


「企業の採用状況と採用見通しに関する調査」はこちらをご覧ください。

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