データで検証する"新卒神話"

人口減少とAI技術の急速な浸透という大きな変化の中で、新卒採用も変わりつつあるとされる。その変化は、企業の採用行動としてだけでなく、就職し、働き、キャリアを重ねていく個人の軌跡としても現れる。これまで自明とされてきた、ジェネラリスト採用、異動による育成、生え抜き優遇などの「新卒一括採用」と呼ばれる仕組みは、個人のデータで見たとき、いまどの程度成り立っているのか。

本コラムシリーズでは、全国約5万人を毎年追跡する「全国就業実態パネル調査(JPSED)」を用いて、語られてきた“新卒神話”を検証していく。