ここは集中特区オフィスの“合間”で、仕事の“合間”にSWITCH

会議の後は企画書を書き、メールの対応をしたら別の会議へ......スケジュール帳が示すままに、一日の仕事はめまぐるしく進んでいく。うまく切り替えられず、次の仕事に集中できないこともあるはずだ。
キユーピーの研究開発本部やグループ会社が集まる『仙川キユーポート』には、頭のなかを整理したり、体を動かして気分転換できるスペースがある。その名も『aimaSWITCH』。オフィス内には、「体を整える」「リフレッシュする」「頭を切り替える」という目的別に3つの"合間"が設けられている。
新規プロジェクトの予算会議が終わった後、部下が書いたレポートのチェックに取り掛かる。その2つの仕事の合間に、ここに立ち寄る。ストレッチをしたり、チェアで休んだり。それによって、コスト削減でいっぱいの頭のなかからその残像を消し去り、部下の育成モードに切り替える。
『仙川キユーポート』のコンセプトは、社員同士の会話を増やしてシナジーを生み、スピーディな商品開発を目指すというもの。シナジーの実現には、構成員である個人が強みを発揮することが重要だ。
『aimaSWITCH』は、瞬間、瞬間の集中力を高め、個人の強みを最大限に活かす仕掛けでもある。

Text=池内由里Photo=峯本宗介

キューピーグループ仙川キユーポート
■事業内容/食品■所在地/東京都調布市■従業員数/約1400人(当事業所内・2016年4月現在)