新型コロナウイルス感染症の流行への対応が、就労者の心理・行動に与える影響 江夏幾多郎・神吉直人・高尾義明・服部泰宏・麓 仁美・矢寺顕行

リクルートワークス研究所と国内大学所属の研究者有志のグループでは、2020年4月に、新型コロナウイルス感染症の流行に対して、働く人々はどのような対処を行ない、どのような変化を認知し、どのような心理状態にあるのかを明らかにするための調査を行った(有効回答数4363)。本報告書は新型コロナウイルス感染症の流行に対して,組織や個人がどのような対応をしており,そしてそのことが個人の就労上の心理・行動にどのような影響を及ぼしているのかを明らかにしたものである。