【論文】 希望していなかったのにどうして就業したのか

本稿では、就業意欲別に非就業者の就業要因や求職行動を分析した。就業非希望者は、配偶者の妊娠や離職、離婚、また、就業を希望しない理由が特にない場合に就業確率があがること、また、極端に短い求職期間で、紹介といった受け身の手段により就職先を見つけていることがわかった。
就業意欲が低いほど、柔軟性の高い仕事に就いていることから、そのような選択肢が就業意欲の低い人の労働参加を増やす可能性についても示唆した。

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