新型コロナウイルス流行下での就労者の生活・業務環境と心理・行動 ―4月調査と7月調査の比較を中心に― 江夏幾多郎・神吉直人・高尾義明・服部泰宏・麓仁美・矢寺 顕行

リクルートワークス研究所と国内大学所属の研究者有志のグループでは、新型コロナウイルスが就労者の心理と行動にどのような変化を与えたのかを検討するために、2020年4月の第1回調査に続いて、2020年7月に第2回調査を実施した。
研究者有志グループは第1回調査と第2回調査のどちらにも回答した人の回答結果をもちいて、4月と7月の2時点を比較する形で、働く個人の心理や行動が、どのような変化をたどったのかを明らかにする報告書をまとめた(分析対象回答数:3073人)。