Works 132 日本型雇用によって失われたもの

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2015年10月発行

■特集
日本型雇用によって失われたもの[33.6 MB]

はじめに:パンドラの箱の底に残された「希望」を求めて

●日本型雇用の価値とは何だったのか
/濱口桂一郎氏(労働政策研究・研修機構 首席統括研究員)
/八代尚宏氏(昭和女子大学 特命教授/国際基督教大学 客員教授)

●日本型雇用によって「失われたもの」とは何か

●日本型雇用が企業の外に与えた影響とは何か
教育:「いつでも誰でも学べる」を棄損
/矢野眞和氏(東京工業大学 名誉教授/東京工業専門学校 特命教授)
税・社会保障:若手の挑戦意欲をそぐ
/是枝俊吾氏(大和総研金融調査部制度調査課 研究員)
家計:リスクのある投資行動をとらない
/保志 泰氏(大和総研 金融調査部長)
家族:存在論的不安を解消できるのは一部の人に
/山田昌宏氏(中央大学文学部 教授)
地域社会:自らの知恵と工夫で稼ぐ力を失った
/西村訓弘氏(三重大学 副学長)

日本型雇用が日本システム全体に与えた影響とは

●働く個人は、日本型雇用の未来をどう考える?

まとめ:日本型雇用を再考し、再興させるために/石原直子(本誌編集長)


■連載
・頂点からの視座
三浦雄一郎氏(プロスキーヤー・冒険家)

・人事のジレンマ
若手育成 × パワハラ

・コミュニケーションの型知
現場に入って情報を得る

・人事が知っておくべき人体の秘密
プロの直観はなぜ優れているのか?

・フツウでないと戦力外?
キャンサーサバイバー

・ここは集中特区
開放的な没頭というパラドクス

・成功の本質
第80回 スカイアクティブエンジン/マツダ

・人事プロフェッショナルへの道
HRMの今日的役割とは

FROM EDITORS
本誌に掲載されているデータは2015年09月17日現在のものです。