これからの時代の「高校卒就職システム」を考える
毎年約20万人の若者が高校卒業後に入職していく。「高校生の就職」は、現代においても日本における重要な職業社会との結節点である。就業社会が急激に変化するなか、高校生がより納得して働きだすための仕組みを考える。
コンテンツ
データから見る高校卒就職の課題と展望
大学卒就職とは異なる“課題の構造”が、高校卒就職には存在するのではないか。これまであまり注目されてこなかった、高校卒就職を整理することから、検討を始めていく。

高校生採用企業の声を聞く
いまだ企業からの需要は根強い高校生の採用。実際に採用をしている企業はどういった目的で、どういった高校生を採用したいと考えているのか。そして、現状への課題感は。採用現場の声をお届けする。

高校に聞く。キャリア教育と就職指導
高校キャリア教育が始まって約15年が経った。高校卒就職に大きな役割を果たす、高校キャリア教育と就職指導はどのようにおこなわれているのか、学校と外部機関の連携に着目し、あらためて学校の役割を問う。

高校卒就職の視点・論点
高校卒就職システムはどのように変わっていくべきか。調査から判明した事実に基づいて、分析から得られた知見を様々な視点から解説する。

識者に聞く。高校卒就職システムの現状と展望
調査レポート「高校生の就職とキャリア」で行った、当事者・学校・採用企業の横断的な検証をベースに、高校卒就職に詳しい学識者・有識者にインタビューを実施した。

報告書・論文
高校生の就職とキャリア
「高校生の就職」について、(1)卒業後のキャリア形成の調査、(2)送り出す学校の調査、(3)採用企業調査から、横断的な検証を実施した。就業社会が急激に変化する中、高校生がより納得して働きだすために「比べて選ぶ」ことの重要性を提起する。

「高校生の就職とキャリア」参考資料――「高校卒就職当事者に関する定量調査」における、就職活動でもっと学校にしてほしかったことに関する自由記述回答の一覧
「学校卒業時の就職活動に関して、もっと学校にしてほしかったことは何ですか」質問への自由記述回答を一覧にした。

「高校生の就職とキャリア」社会への提言
岐路に立つ高校生の就職。調査・分析、当事者の声、有識者との対話をふまえ、高校生たちの就職とその後のキャリアづくりを後押しするために必要な手立てを提言する。

プロジェクトリーダー
プロジェクトメンバー
- 辰巳哲子(主任研究員)
- 坂本貴志(研究員/アナリスト)
- 茂木洋之(研究員/アナリスト)
- 岡田苑子(アシスタント)