中村 天江(Akie Nakamura)

客員研究員
博士(商学)。専門は人的資源管理論。1999年株式会社リクルート入社、人材サービスの企画を経て、2009年リクルートワークス研究所に異動。労働市場やこれからの働き方について調査研究・政策提言を行うようになる。2017年より中央大学戦略経営研究科客員教授を兼任。2021年、連合総研(公益財団法人連合総合生活開発研究所)に転職し、現在、主幹研究員。


研究領域

『働くの未来』『これからの労使関係』『労働市場の高度化』をテーマに調査・研究・政策提言を行う。「人材採用システムの研究」で博士号を取得。「2025年」「Work Model 2030」「マルチリレーション社会」など、働き方の長期展望をリクルートワークス研究所より発表。日雇い派遣の研究で2012年日本労務学会研究奨励賞、トータルリワードの提案で2020年全能連マネジメント・アワードのプログラム・イノベーター・オブ・ザ・イヤーを受賞。同一労働同一賃金や東京一極集中などの政府委員もつとめた。

論文

学会発表等

  • 集団から個人に移る労働者の“Voice” ―5カ国比較調査にみる日本の現状―(第50回日本労務学会,2020年)
  • 戦略的採用におけるフィードバック・ループ―日・仏・米企業における事例―(第47回日本労務学会,2017年)
  • 採用活動におけるフィードバックループのメカニズム(第19回経営行動科学学会,2016年)
  • 変容する労働市場下での転職(慶応義塾大学産業研究所HRM研究会,2015年)
  • 中高年の採用に関する実証分析(第17回経営行動科学学会,2014年)
  • 中高年ホワイトカラーの転職の実態と課題(第16回経営行動科学学会,2013年)
  • なぜ短期派遣に滞留するのか?(第42回日本労務学会,2012年)
  • なぜ「短期派遣」のまま働いているのか?(第41回日本労務学会,2011年) 日本労務学会研究奨励賞

研究実績

働く人の“Voice”研究

職場での対話や、転職時の労働条件交渉、集団的労使交渉など、日本の「ボイスメカニズム」の変容と今後の展望を考察する。
プロジェクトページへ

「つながり」のキャリア論 希望を叶える6つの共助

キャリア孤立に陥る個人が、希望を叶える突破口は、安心できる居場所であり、仲間とともに共通の目的を目指す「共助」にある。
プロジェクトページへ

次世代社会提言 ―マルチリレーション社会:個人と企業の豊かな関係― 

1995年に、多様な個人が多様に活躍できる「モザイク社会」を提言して25年。多様なつながりを尊重し、関係性の質を重視する「マルチリレーション社会」を提言する。
プロジェクトページへ

労働政策で考える「働く」のこれから

新たな就業システムの構築に向けた重要なテーマについて、現状を整理し、目指すべき方向性を検討する。
プロジェクトページへ

オリンピックがもたらす雇用インパクト(2013年~)

オリンピック・パラリンピックが労働市場に与える影響を調査・推計し、2020年に向け政策アジェンダを提起(プロジェクトリーダー)。
プロジェクトページへ

採用を変える、採用で変える(2015年~)

経営学の研究知見をベースに「戦略的採用」のフレームワークを開発(プロジェクトリーダー)。
プロジェクトページへ

Technologyと2030年の「働く」(2016年度)

テクノロジーによって働き方はどう変化するのか?米国の最新動向や推計データを踏まえ、新たなワークモデルを提唱(プロジェクトリーダー)。
プロジェクトページへ

UターンIターンと就労(2015年度)

地方創生の鍵を握る地域移動と、人材の活躍に関するメカニズムを調査・研究(プロジェクトリーダー)。
プロジェクトページへ

「2025年の働く」予測プロジェクト(2014年~2015年)

プロジェクトリーダーとして、2025年の「働く」の展望をとりまとめた。
プロジェクトページへ

中高年の労働移動に関する研究(2013年~)

中高年の労働移動に関する調査・研究やキャリアチェンジプロジェクトへの参画。

「海外拠点の経営を担う人材の採用」に関する研究プロジェクト(2012、2013年)

日本人駐在員等、海外拠点の経営を担う人材の採用構造に関する報告書をとりまとめた。

1. 海外経営人材の転職マーケットの概況把握のためのインタビュー調査
2. 海外経営人材の転職に関するデータ分析
3. 海外駐在後の転職に関するインタビュー調査(2012年)
4. 海外拠点の経営を担う人材の採用に関するインタビュー調査(2013年)

「人材サービス産業の近未来を考える会」ワーキンググループ(2011年)

報告書のとりまとめと執筆を行った。このプロジェクトを経て、2012年、人材サービスの主要4団体(全国求人情報協会、日本人材紹介事業協会、日本人材派遣協会、日本生産技能協会)からなる「人材サービス産業協議会」が設立された。

日雇い派遣労働者の就業実態に関する研究(2010年~)

「日雇い派遣」は、派遣労働だけでなく日雇い労働の特徴を強く有しているため、丁寧な実態把握が必要である。携帯電話を用いた調査を実施し、論文等を執筆している。

非正規労働に関する政策提言(2009年)

「中国の労働市場」に関するリサーチ(2012年~)

中国の労働市場の変遷や日系企業の人材マネジメント等についてリサーチを行っている。

所属学会

      • 日本労務学会
      • 経営行動科学学会
      • 組織学会
      • Academy of Management

著書

共著

レポート

教歴

      • 中央大学「人的資源特別研究(人材サービス業論)」(2017年~)
      • 日本女子大学「女性労働論」(2017年)

執筆・講演等

講演

寄稿

インタビュー

委員等

      • 「アジア太平洋数理・融合研究戦略検討会」委員(文部科学省 2021年)
      • 「企業等の東京一極集中に関する懇談会」委員 (国土交通省 2019~2021)
      • 「これからの働き方研究会」委員(2018 全労済協会)
      • 「経団連推薦社内報」審査委員(2017~ 経団連事業サービス)
      • 「人材と競争政策に関する検討会」委員(2017.7~2018.3 公正取引委員会)
      • 「求人情報適正化推進協議会」委員(2017.7~全国求人情報協会)
      • 「雇用関係によらない働き方に関する研究会」委員(2016.10~2017.3 経済産業省)
      • 「同一労働同一賃金の実現に向けた検討会」委員(2016.3~2017.3 厚生労働省)
      • 「派遣労働者キャリア形成支援研究会」委員(2014.7~2019.3 日本人材派遣協会)
      • 「TOKYO就活スタイル」プロジェクトチーム運営支援員(2013.6~2014.3 東京都)
      • 「キャリアチェンジ プロジェクト」ワーキンググループ(2012.11~2013.12 人材サービス産業協議会)
      • 「東日本大震災:被災者支援事業と自主的支援活動に関する研究」研究委員(2012.4~ 労働政策研究・研修機構)
      • 「人材サービス産業の近未来を考える会」ワーキンググループ(2011.1~2011.12 人材サービス産業協議会)

当期研究プロジェクト

    • これからの労使関係にあり方に関する研究
    • ボランティアや共助に関する研究
    • 労働移動(採用/転職)に関する研究
    • 労働市場の長期予測
    • 日雇い派遣労働者の就業に関する研究
    • 東京オリンピックが労働市場に与える影響に関するリサーチ