HR Technology 2019-2020

世界の人事が注目する28の「HRテクノロジー」コラムの第2弾。2017年の調査ではHR(Human Resource)テクノロジーの代表的なサービス分野を、労働市場のバリューチェーンごとに28種類に大別したが、2019~20年調査では、さらにサービス領域が拡大し、主要な商品サービスも1年間で大きく入れ替わるほど変化のスピードは加速している。コラム前半では、新たに加わった9領域(ボット、シェアードタレントネットワーク、プログラマティック求人広告、ブランドクリエイション、ブランドマネジメント、行動アセスメント、シミュレーションアセスメント、アナリティクス、APIコネクター)のHRテクノロジーのビジネスモデルなどを解説した。コラム後半では、「Tech Stack Interview」と題し、グローバル企業10社の事例を中心に、採用の各プロセスにどのようなテクノロジー製品を利用し、どのような採用効果を上げているのかをインタビューにまとめた。Tech Stackは、複数のテクノロジーを組み合わせて活用することだが、企業によっては何十種類もの製品の特性を生かし、うまく活用することで、採用の期間短縮や、コスト削減に成功する企業も多いという。

さらに、2020年7月調査で加わった2領域(候補者コミュニケーション、デプロイメントプラットフォーム)のサービス概要やビジネスモデルを追記した。
エコシステムは、変化し続けている。

村田弘美(グローバルセンター長)
杉田万起(リサーチャー)
鴨志田ひかり(客員研究員)
石川ルチア(アソシエイト)
寺嶋恵美子
星野万喜子