2.ポータルサイトで世界から求人情報

2.ポータルサイトで世界から求人情報

北欧最大規模のビジネススクールでは、世界各国から求人情報が集まるポータルサイトを運営。学生たちは専攻を活かした職務経験の蓄積で就職の準備に余念がない。

 

<ヤニック・タレルップフース氏 プロフィール> ヤニック・タレルップフース氏

 2011年12月より、コペンハーゲン商科大学キャリアセンターのキャリアカウンセラー。主に学生に対してキャリアカウンセリングとコーチングを行っている。2003年コペンハーゲン大学を卒業後、ITプロジェクトリーダーとしてスペインで勤務したほか、失業者の就職サポートをするコンサルタントなどを経て現職。

 

 

 

 

 

<エミリエ・ロン・イェンセン氏 プロフィール>エミリエ・ロン・イェンセン氏

 2010年コペンハーゲン商科大学に入学、現在3年次在学中。Intercultural Market Communicationsを専攻。2012年7月から10月までコペンハーゲン映画祭でマーケティングアシスタントとして無給のインターンシップに参加。現在は、コペンハーゲン商科大学のキャリアフェアのプロジェクトマネジャーとして時給116.5DKK(約2100円)でインターンシップ生として働いている。

 

 

 

 

 コペンハーゲン商科大学は、1917年に創立された北欧で最大規模のビジネススクールだ。学生数は約1万9500人にのぼる。

 同大学キャリアセンターのヤニック・タレルップフース氏は、ここでの仕事は主に3つあると語る。

 1つ目は、主にキャリアカウンセラーによる就職相談。2つ目は、大学で年に二度開催されるジョブフェア。そして3つ目は、学生と企業との出会いの場を作るポータルサイト、「キャリアゲート」の運営だ。

 タレルップフース氏によれば、「約半分の学生たちが企業インターンシップに参加する」という。

 学部生は3年生の1学期に、大学院生は2年生の1学期に参加し、労働組合の調査によれば、企業インターンシップに参加した学生のうち約55%が参加先の企業に就職しているというのだ。

 コペンハーゲン商科大学のジョブフェアでは、マッキンゼーや世界最大手の商船会社マークスなど約40社が大学の構内にブースを出して、学生をスカウトする。

 企業のスカウト担当者は、教養力、情熱など、社員教育では培うことのできない資質を持った人材を探しに来るという。

 

 

 

 

 

世界各国からの求人情報「キャリアゲート」

 

 

 コペンハーゲン商科大学の大きな特徴は、2012年1月からスタートさせた「キャリアゲート」という就職情報サイトの運営だ。このサイトには現在、コペンハーゲン商科大学の学生約1万3000人が登録している。

 ちなみに、デンマーク国内からの求人情報は673件。1位米国・1万3034件、2位英国・5368件、3位ドイツ4234件、4位フランス・3730件、5位カナダ1803件、6位中国・1744件と続く。世界各国からの求人情報があり、日本からの求人情報も170件掲載されている。

 この求人情報へのコンタクトはコペンハーゲン商科大学の学生に限られる。タレルップフース氏によれば、インターンシップ先も含め、学生と企業のマッチングはこのキャリアゲートを通じて行われているという。

 

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