研究活動 RESEARCH

グローバル人材の論点
(2008年4月~2009年3月)
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Works ReviewWorksシンポジウム

研究概要

「日本企業の直接海外投資の額は、10年間でおよそ3倍の増加となり、今や734億8300万ドルにも上り、もはや日本経済は一国内で閉じることは出来ません。海外市場の重要性の増加は言うまでもなく、同時に海外現地法人のマネジメントの重要性も高まります。


かたや、日本の人口は、2005年を境に減少をはじめ、必然的に労働力人口は低減します。現在の成長を維持するためには、生産性を飛躍的に向上させるか、あるいは労働力の不足分の補填を海外に頼るのか。未来の話ではなく喫緊の課題となっています。


好むと好まざるとに関わらず選択を強いられている日本経済。国内にのみ閉じて生きていくのか、あるいは、グローバルの門を叩き大きな海原へ漕ぎ出すのか。いずれにせよ、世界との有機的な関与なしに日本経済の発展は難しい状況といえるでしょう。


このような状況を鑑み、ワークス研究所では2008年度の研究テーマに「雇用のグローバル化」を掲げ、「日本人と外国人の協働」「日本人をグローバル化させるための経験」「いかにして現地で人材をマネジメントするか」「日本国内に外国人を労働力として迎え入れることの課題と方法」の4つの論点で、グローバル経営における人材マネジメントを研究し、以下の11本の論文としてまとめました。

研究成果

  • 中国人と日本人、なぜ、うまくいかないのか?―中日ホワイトカラーの職業価値観比較― 論文 豊田義博
  • 日本企業における海外派遣勤務者の適応方略 研究ノート 笠井恵美
  • 若年中堅時の海外勤務、地方勤務、出向経験の比較を通じた経験の有益さの分析―経験のプロセスが与える影響― 研究ノート 谷口智彦
  • 多国籍企業の海外展開戦略と現地法人リーダーの国籍政策の関係―コントロールと情報処理システムの観点から― 論文 白石久喜
  • 国際的な就労意識に影響を与える就業価値観の探索―日本人は国際化できるのか― 論文 兵藤 郷
  • 中国で長期雇用は実現できるか―成長志向に応える仕組みとは― 論文 田中信彦
  • 韓国進出日系企業における人材現地化―質問票調査による現状と特徴の分析― 研究ノート 丸山一芳
  • 日本人就業者と外国人就業者とのギャップは何か―仕事上での“抵抗感”から探る― 論文 徳永英子
  • 外国人との人間関係―グローバル化する職場における信頼と相談― 論文 安田 雪
  • 外国人研修・技能実習制度の「職業能力開発権」促進型再構成 研究ノート 佐藤義明
  • 外国人留学生の日本における就職は促進できるのか―現状の課題とミスマッチの解消に向けた提言― 研究ノート 志甫 啓