research2007「ミドル人材のブレイクスルー」

2007年は重層的にミドルに注目が集まった年でした。ますひとつ目は、団塊の世代の定年退職が進むことで、新たに組織のボリュームゾーンとして注目を集めました。そして、バブル期に大量採用された世代がちょうど管理職昇進年齢を迎えており、ミドル世代の活性化が組織の急務でありました。最後に、長引く不況を打破する起爆剤として、わが国固有のミドルアップダウンマネジメントが再注目され、いやがおうでもミドルへの期待が高まったのです。

このようなミドルにまつわる組織の人員構成上の課題、戦略上の課題に答えを探すために、リクルートワークス研究所では、重点研究課題としてミドルを研究の対象と設定しました。研究活動は、二つの観点で行いました。ひとつは年齢としてのミドル。これは大卒ホワイトカラーのミドル(35歳から45歳)世代を対象とするもの。もうひとつは組織役割におけるミドル。つまりミドル・マネジャー(課長相当職)を対象とするものです。

ミドル人材の成長とブレイクスルーを実現する道筋を明らかにすることを主な研究目標とし、以下の11本の論文・研究ノートにまとめました。

ミドル人材のブレイクスルーを考える

「Works Review Vol.003」