分析①-1

キャリア曲線を5つに分類してみた

キャリア曲線は、まさに人それぞれ。書き方にも個性が表れていました。ダイナミックに一筆書きで一気に書き上げている人、何度も何度も消しては書き直した跡が残っているような人、定規を使ってきっちりと仕上げている人などなど。ですが、思っていた以上に、同じようなものが散見されました。そこで、パターン分類をしてみることとしました。まずは、キャリア曲線が一本の線か、途中で途切れているのか、つまり働いていないブランク期間があるのかに分けることとしました。一本の線でも、曲線で緩やかにつながっているものと、あるところまでは高めていた曲線が突然ゼロリセットされるような鋭角的な描き方をするものもありましたので、それらを分け、23分類の初期モデルを作りました。

初期モデルを見ていくと、面白いことがわかりました。ブランクがあるものも、ブランク後の動きは、一本線のものと同じように分類できたのです。そこで、一本線で描かれているものを統合し、5つのタイプに集約し、ブランクがあるものはその派生タイプとして同じように5つにまとめ、ブランクが複数あるケースは別のタイプとし、計11タイプに再分類しました。

このパートでは、一本線で描かれている779のサンプルをもとに、5つのタイプについてご報告します。

 

text:豊田義博
「マルチサイクル・デザインの時代」レポートPDF版

2019年05月15日