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本報告書は、大手製造業4社で活躍をするミドル18人へのインタビュー調査の結果を、ミドルのコメントを中心にまとめたものです。
大手企業で活躍をしているミドルの内面にある、多様な思いをもとに、心理学の観点から、世代継承性と親密性の関係に注目をする分析を行いました。
「世代継承性(generativity)」とは、ミドル期に自然と強まる、次世代を確立し導く関心をさします。
部下を育てたり、次代を拓く事業を考えたりするような「世代継承性」は、お互いを認め合う温かな関係「親密性(intimacy)」の経験が過去にあることによって、より一層の強まりを見せるのではないか、との視座にたち、分析しました。
結果は、次世代への幸福に関与する意識の高いミドルは、若いときに、その企業で、上司や周囲の人々から温かな支援や導きをえていることがわかりました。
誰かに「守られた」「救われた」「導かれた」経験の記憶は、自分が上に立つ立場になったときに生き生きと思い出され生かされていました。
ミドルのモチベーションや意識を考える際のヒントとなれば幸いです。
※インタビュー調査の分析の詳細は、論文「企業における親密な対人関係とミドル期の世代継承性との関連性」(ワークス研究所『Works Review 2008』掲載)をご参照ください。