JOURNAL OF HUMAN RESOURCES『Works No.104クリエイティブクラスとの新結合』 2011.2-3 へ寄せられた読者の声

2011年3月4日時点

今回の特集内容" クリエイティブクラスとの新結合"は、貴殿のビジネス・研究等に、

大変役に立つ 28%
役に立つ 48%
あまり役に立たない 24%
役に立たない 0%

そのようにお答えになられた理由

【大変役に立つ】

・毎回社会人学生・生徒に対してのケーススタディに役に立つものばかりで、感謝している。
・CCは人間成長の原点であり、企業発展の原動力になる。パスカルの“人間は考える葦である”という人間の特徴を生かした人事政策がCCの活躍に期待できる。
・クリエイティブクラスの概念は、都市政策にも有用な考え方であると思う。公務員の創造性を高めるという意味の他に、都市がクリエイティブクラスを引き留める魅力を持つようにしなければならないという意味で。
・CCが多くの場合、社会的弱者(表現は不適切だが)のケースが多い(私は一般的に"職人"と表現)、 また権限移譲のくだり(P24)はFollower shipとのかねあいで口で言うのは易しいが 実際は責任とのからみで案外難しいと考えている。
・せっかくのCC特集であるのに、編集者の哲学的注釈が多く、焦点がぼけがちなのが残念です。 乃村工芸社のリポートはその歴史とともに今日の仕掛けが分かりやすく興味を持ちました。
・最新トレンドを理解していく上で、大変役に立ちます。

【役に立つ】

・フロリダ氏の言うtoleranceの考え方が大変おもしろかった。リーマンではよほど堪えたのでしょうね。 
・異能のタレントを発見し活かす重要さを実感している中で、タイムリーな特集だった。ヒントがたくさんあった。これからの時代に必要な「異能の人」はたくさんいる。活用する側の目利き次第。
・今回は創造的な仕事をする特別な職種・人種とどう付き合うか、というテーマとの印象を受けました。クリエイティブな世界(業界)だけの話でなく、日本をイノベーション・ドリブンの経済に移行させるためにも、広くルーチンの仕事をする中にも創造的な業務遂行が必要なのかもしれません。先ずはいろんな発想を許容する個々人の寛容力が求められるのかなと思いました。
・企業のサラリーマンの立場からすると、今抱えている人材を新たな切り口から、その価値を見直したものだと感じた。特に、現場のワーカーの改善提案などが論議に上がっていたので、それが現実かな、と思う。想像以上に日本の企業には、クリエイティブな、そしてオープンなものが少ないのではないか、と思う小生は、古いのでしょうか?
・クリエイティブクラスという言葉をはじめて聞いて関心をもった。これからのビジネスパーソンや企業には左脳と右脳の両面が必要であると実感した。
・(1)スーパークリエイティブ・コアに何故「教員」が入っているのか疑問を感じた。教員は学習指導要領に定められている教育内容を、教科書に従って生徒に教えることが仕事の大部分を占めており、生徒との接し方を除いては、クリエイティブとは正反対の位置にあるのではなかろうか? (2)CCとナレッジワーカーとは相対するものではなく、かなりの部分において重複しているのではないかと思った。 (3)「のれんわけ」とCCとのつながりがよく理解できなかった。例え独立しても、同じのれんに縛られているのでは、クリエイティブとは言えないのではなかろうか? クリエイティブな仕事をするためには、自分が修業したのれんを捨て、完全に独立する必要があるのでは?
・何事にもクリエイティブな脳力が求められる。
・ナレッジワーカーとクリエイティブクラスが左脳的、右脳的な人とそれぞれ定義されるということで、読んでいて「いるいる」と納得できるところがありました。おもしろかったです。身近にいる人を右脳的と思ってはいましたが、今後はCCかも……?という目で見ていきます。
・企業の事例は参考になりました。

【あまり役立たない】

・「右脳的、アート的、直観的香り」はもともと日本に伝わる感性なのに、なぜ今、アメリカの学者から学ぶのかちょっと奇異に感じました。
・すみません!CCという概念の必要性がどうしても理解できませんでした。創造性が求められる時代として、社員の創造性を育み、引き出すための考え方や仕組みとしては理解しますが、CCと定義付けなければならないことについては腹落ちしませんでした。創造性を引き出すキーワードに”寛容”を上げられていますが、もう一つは異との出会いがあるように感じます。小山さんのパートに少し触れられているだけでしたので、もう少し、突っ込んでいただきたく感じました。
・なるほどと思う点と、ピンと来ないところが印象としては混在するのが正直な感想です。

今号の連載で印象に残った記事のタイトルと、その記事に関するご意見、ご感想をお書きください

・進化する人と組織:星野リゾート星野佳路氏 “今いる人材をじっくり育て、能力を発揮して貰うのが基本的な考え方である”と言っている点、同意できる。育てる環境を社内でつくり、インセンティブを高めることが基本である。
・進化する人と組織:自らに置き換えて、読み進めることができ、よく理解できた。
・成功の本質:やはり「はやぶさ」は熱くなります。
・成功の本質: はやぶさについては、別途本を読みましたが、感動しました。今回の連載にも紹介されている通り、チャレンジングなミッション、チーム力、困難に直面した時の対応、プロマネの役割など、多くの示唆に富むケースだと思います。 
・オープンイノベーションを実現した異能人材レポート:ユニーの特集記事が印象に残りました。日々のルーティンから飛び出るプロジェクトは、規模の大小はあるにせよ、異能や価値基準のことなる人々の集合体で、その中から、成果を上げていく必要がある、ということだからです。
・進化する人と組織:「『誰が』発言したかではなく、『どんなことを』発言したかという、発言の中身だけが尊重される」というのは、当然のようであるが、実際は大変困難なことだと思う。だが、何故星野リゾートがそのような組織になれたのか、記事からはよく分からなかった。
・人事の哲学:「きらりと光る学生は他社も目をつけ・・・」 決して大手だからといって採用できるわけではないと思うが、現状では有利なのでしょう。ただ志をもって大手に向いてくれなければきらりと光っているものも、入社後徐々に錆びてしまうでしょう。
・若手を腐らせるな:仕事をする、人に何かを伝え考えを浸透させるのに「言葉」は重要である。ビジョン戦略を伝える為の武器だ、という筆者の文にドキッとさせられました。自分自身が現在ぶつかっている壁だからかもしれません。 短くいいやすい言葉(例えば「プロジェクション=先読み」)を使うことで、思いを浸透させる事に成功している事例は、おもしろく読めました。
・人事の哲学:企業体の中での社員の意識づけ、最近、教育教育と力を注いできたが、から回りの状態。たまたま論語の初級本をを買い求め読み始めたばかりのタイミングだったので、印象に残った。 
・若手を腐らせるな:中竹さんの成功と成長のどちらを追い求めるかによって物事に取り組む姿勢や行動は大きく変わるという考え方は、企業の管理職や経営幹部が常に意識すべきことだと思います。 人生の哲学:筆記試験も、世話になった人への礼状を書かせるとよい等の話も納得します。温故知新は大事だと感じました。 
・進化する人と組織 : 「日本人力」…そうじの質。深く1つのことを捉える必要があることを実感しました。
・成功の本質:擬人化して語られていますが、成功のためのいろいろなエピソードが参考になります。
・CAREER CRUISNG:本題から逸れるというと失礼ですが、「異邦人」が年齢的にも合致する世代であり、この記事が一番印象に残りました。

組織、経営、雇用、人事などに関して、課題を感じていること、興味を持たれていることなどをご自由にお書きください

・実践型教育、アクションラーニングについて。
・経営革新=人材教育に尽きる
・元管理職の再雇用社員の活用事例
・企業ではクリエイティブな人材育成に取り組んでいる様子がうかがえるが、公務労働の世界では、例えばグーグルの20%ルールなど及びもつかない状況にある。公務の世界でもクリエイティブな人材が不可欠なはずであるが、それを許さない一般社会の精神風土をどうやって改革していくかが大きな課題だろう。
・リーダーシップに関する記述は多々ありますが、それを支えるフォロワーシップ(?)やそれに付随するモチベーションとの関係等について興味があります。
・高齢者の活用。腰を入れてやります。お忙しいとは思いますが、いずれ大久保所長のご指導を頂戴したいと存じます。
・先日NHKの白熱教室ジャパンで、アメリカのケースが紹介されていました。組織改革をしようとする時、抵抗派を懐柔するだけでなく、組織から排除すると。普段からリストを用意していて、リストラの際にそういった人達を織り交ぜるそうです。奥深さに気付かされました。
・はやぶさは、国民に感動を与えた、稀有な事件でしたが、それだけにこれらを支えた組織は、刹那的でした。このプロジェクト終了とともに、なくなるのだと思うからです。会社組織も、この刹那感をどれだけ構成する社員が共有できるかで、日々の生き方がもっと、切迫した、緊張感あるものになるのかもしれない、と改めて思いました。でも、リ社も組織には、この刹那感を取り入れている企業でしたね。3ヶ月に一回の組織改編ですか……。この流動性が企業の多様な活動を支えているのかもしれませんね。今度、御社の特集など、今更かもしれませんが、見てみたいです。
・ここ最近産業カウンセラーという職業を聞きます。職場内でのメンタルヘルスや傾聴で企業からの要請があり、これから必要になるのではないか。
・最近「ハーブ&ドロシー」という米国のふつうの社員が4000点近いアート作品をコレクションした記録映画が若いビジネスパーソンに人気ですがご存知ですか?これからのビジネスパーソンにはアートなど文化的要素も必要ですが、そんな特集でもどうですか?
・日本の国が進めているような、ワーク・ライフ・バランスと男女共同参画との一体化した推進は、本当に可能なのだろうか?
・当社の採用には面接のみで、それなりのベストの人材を採用していると思うが、本人の学ぶ力、会社側の学ばせる力が不足している為、成果が表れない場合が多い。会社側は貢献度を観ているが、社員はそのような心は持ち合わせていない人が多い。
・外資系企業における、本国と日本オフィスとの方向性の違いと、その間に挟まれる日本オフィスのスタッフモチベーションに関して。
・小さなことで恐縮ですが、各社を見ていて権限委譲について考えがまとまっていない気がしています。権限を委譲したつもりになっている上司と権限を委譲されるのを待っている部下では個人も組織も成長は望めないことになります。先進的でもなく、古いテーマなのですがWorksの視点で切り込んでいただけたらと思っています。