Works 98 リストラの「けじめ」

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2010年02月発行

■特集
リストラの「けじめ」[16.3 MB]

はじめに:リストラ後の空気を前向きに変える「節度ある態度」とは

●SECTION1―リストラの「けじめ」はなぜ重要か
リストラの構造から検証する
/上山信一氏(慶應義塾大学総合政策学部 教授)
歴史的視点から検証する
/橘川武郎氏(一橋大学大学院商学研究科 教授)
人の心理的状況から検証する
/田中堅一郎氏(日本大学大学院総合社会情報研究科 教授)
ネガティブなリストラから、ポジティブな再生へ。経営側や人事がつけるべき「けじめ」の道程

●SECTION2―人をケアする、人と組織を変革する「けじめ」の施策とは
・疲弊した組織を変革に導くリーダーシップ
ポストリストラ期の経営トップの役割とは
/西口尚宏氏(産業革新機構 執行役員)
現場のマネジャーのリーダーシップとは
/清水輝幸氏(レジリエンス 代表取締役) 福村泰司氏(レジリエンス 取締役)

・人の不安、不信感をケアする
従業員のモチベーションをもう一度どうあげるか
/高橋 潔氏(神戸大学大学院経営学研究科 教授)
優秀な人材をいかにリテンションするか
/山本 寛氏(青山学院大学経営学部兼大学院経営学研究科 教授)
COLUMN:リストラ期に小手先で顧客の離脱を防ぐのではなく関係性が利益を生む構造に再構築していくべき
/嶋口充輝氏(法政大学経営大学院 教授、慶應義塾大学 名誉教授)

・人や組織をもう一度、パワーアップする
萎縮する従業員を変革行動にどう駆り立てるか
/杉山尚子氏(山脇学園短期大学 准教授)
再配置による人材育成をいかに行っていくか
/佐藤政人氏(三菱UFJリサーチ&コンサルティング 組織人事戦略部 チーフコンサルタント)
どのように従業員の意識・行動を転換し、組織風土を変えていくか
/田中達也氏(リクルートメディアコミュニケーションズ インナーコミュニケーション推進課 シニアコンサルタント)
COLUMN:CSRは経営にリターンのある投資。軽視すると「縮小均衡」に陥るリスクも
/水尾順一氏(駿河台大学経済研究所長 教授)

・人、組織、事業をつなぎ、再生へ
仕事や知のネットワークをいかに築くか
/若林直樹氏(京都大学経営管理大学院 教授)

●ポジション別 ポストリストラ期の役割とは

まとめ:「ヒトの論理」と「カネの論理」、「連続性」と「非連続性」。
「けじめ」とは、2つの正反合を勝ち取る覚悟
/小山智通(本誌編集長)

■連載

・言葉の魔法
佐藤 章氏(キリンビール)

・進化する人と組織
伊藤忠商事 取締役社長 小林栄三氏

・日本型人材マネジメント再検証
職能資格制度

・成功の本質 監修/野中郁次郎氏(一橋大学名誉教授)
第48回 佐賀バルーンフェスタ

・人事の哲学~大転換期を支える中国古典の智~
第七話 左遷人事の受け止め方

・CAREER CRUISING
藤巻幸夫氏(藤巻兄弟社 代表取締役社長)

・若手を腐らせるな
VOL.03 「新人に基礎知識、スキルが身に付かない」という課題に向き合う

・心のリスク管理講座
VOL.03 予算確保

・Works Books Caf_
語り手/小池和男氏(法政大学名誉教授)

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