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 これまでの成果
ユニバーサル組織研究 Works Institute
リクルートワークス研究所
 
●研究テーマ
ユニバーサル組織研究
ワークス研究所は、リクルートのミッションである 「一人ひとりが生き生きと働ける、次世代社会を創造する」の実現にむけ、「モザイク型社会」を理想として、調査、研究を行ってきた。少子高齢社会が到来し労働力不足に直面している現在の日本において、これは社会的要請でもある。そこで、あらためて「年齢や性別によってではなく、個人の能力や志向によって働き方が選択でき、一人ひとりが生き生きと働ける組織」とはどのような組織なのかを明らかにしたいと考えた。またこのような組織を、故ロナルド・メイスらが提唱したユニバーサルデザインになぞらえて「ユニバーサル組織」と命名することとした。

【テーマ1】ユニバーサル化する組織の研究(担当:西山)
私たちは、まだ、ダイバーシティ・マネジメントのレベルにとどまらない、これぞユニバーサル組織といえるような事例を発見できてはいない。しかし国内外の先進的な優良企業内の一組織や中小・ベンチャー企業、あるいはNPOなど民間企業以外にその萌芽はあり、そのような組織を目指そうと考える組織もあると考える。それらの組織との出会いを通じて、ユニバーサル組織が、働く個人にとってだけでなく組織にとっても有効な組織モデルとして成立する可能性を探る。

【テーマ2】ユニバーサル組織の評価指標(担当:益田)
ユニバーサル組織を一つの効果的な組織モデルと考え、組織変革に取り組む場合に、必要となる「ユニバーサル組織度」に関する評価指標の定式化を行う。現実の組織では、ユニバーサル組織は部分的にしか実現されていないものと考えられるため、ユニバーサル組織を実現する方途(モデル)を仮説的に検討し、そのモデルに従ってユニバーサル組織への接近度(ユニバーサル組織度)を測定・評価する指標を発見するという方法を採用する。


女性研究
 女性の労働のあり方は、男性のそれよりも多様な選択肢がある一方で、それ故の複雑に入り混じった多くの課題を抱えてもいる。女性研究ユニットでは、その中から、次の4つのテーマを抽出し、研究を進める。
【テーマ1】ライフイベントおよび人との関係性が女性の職業アイデンティティ形成に与える影響 (担当:奥村)
 結婚、出産、夫の転勤などといった人生の岐路(ライフイベント)にさしかかった時々に、そのイベントとそれにもとづく新しい人間関係の発生によって、女性が自分の職業アイデンティティをどのように変化させていくのかを探る。
【テーマ2】女性の出産前後のキャリアパスの類型化 (担当:徳永)
 「出産・育児」前後で、女性が働き方をどのように変化させるのかの類型化を試みる。また、それぞれの類型によって、「出産・育児」前後で、仕事と自分自身のキャリアに対する価値観(キャリア・コンセプト)がどのように変容するのかを明らかにする。
【テーマ3】少子化対策としての結婚政策および育児支援政策に関する研究 (担当:畑谷)
 少子化対策の視点から、(1) 結婚を望む人が結婚できる社会になるために政策としてできることは何か(結婚支援政策)、(2) 母親が就業中か否かに関わらず「すべての子どもの子育てを支援するための保育環境」整備のために必要なものは何か(育児支援政策)を明らかにし、問題解決のための政策提言を行う。

→ これまでの研究成果

【テーマ4】女性リーダーの研究 (担当:石原)
 企業における女性管理職比率は増加傾向にあるものの、その多くが初級管理職であり、上級管理職(部長相当職)や企業役員にまで企業内キャリアを縦方向に積み重ねる女性はごくわずかである実態に着目し、それらの数少ない女性リーダーたちが、なぜそこまで到達できたのか、及び女性リーダー育成に取り組む企業は何をすべきなのかを探る。


高齢者研究
高齢と就業の関係をテーマに、4つの切り口で本年度の研究を進める。これらの研究を通し、具体的なデータや枠組みとなるモデルを得ることにより、高齢社会日本のよりよいあり方を考える手立てとしたい。
【テーマ1】高齢者が求める働き方とあるべき新たな働き方との関係性についての研究(担当:福島)
●高齢者が求める働き方、働く条件から高齢者の働き方志向を分析、整理する。
●先行事例/萌芽事例の分析から新たな働き方を提案、抽出する。
【テーマ2】高齢者のキャリアデザインと能力の関係性についての研究(担当:笠井)
●生涯発達の視点に立ち、高齢者のキャリアデザインコンセプトを提出する。
●高齢者のキャリアデザインを実現可能にする能力について分析をする。
【テーマ3】自立的な就労をする高齢者の特徴分析(担当:高橋)
●組織に依存せず、自立的な就労をする高齢者の能力・性格の特徴を分析、抽出する。
【テーマ4】高齢者の多様性と労働意欲についての研究(担当:松本)
●労働意欲と生活価値観を分析し、多様な高齢者像を明らかにする。
●高齢者の労働意欲と生活価値観の因果関係を明らかにする。


過去の研究テーマ
●研究員
主任研究員西山徹也
主任研究員笠井恵美
研究員石原直子
研究員福島さやか
研究員徳永英子
客員研究員高橋 晋
客員研究員松本 恵
客員研究員益田 勉
客員研究員渡邉圭子
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