裁量労働制読み:さいりょうろうどうせい

裁量労働のみなし労働時間制、いわゆる裁量労働制は、仕事の仕方や時間配分について使用者が細かく指示するのではなく、労働者本人の裁量に任せるというもので、労使協定でその業務の遂行に必要とされる時間を定めた場合には、協定で定めた時間は労働したものとされる。裁量労働制には、「専門業務型裁量労働制」と、「企画業務型裁量労働制」の2つの形態がある。 「専門業務型裁量労働制」は、厚生労働省令および厚生労働大臣告示によって定められた19業務の中から、対象となる業務を労使で定め、労働者を実際にその業務に就かせた場合、労使であらかじめ定めた時間働いたものとみなす制度。「企画業務型裁量労働制」は新たな働き方のルールを設定する仕組みとして、事業運営上の重要な決定が行われる企業の本社などにおいて企画、立案、調査および分析を行う労働者を対象としている。

(2015年03月30日掲載)