職能資格制度読み:しょくのうしかくせいど

従業員の能力に応じて職能資格等級を決定し、その等級に応じた待遇に処する制度のこと。役職への昇進において、一定の職能資格を必須条件とするものがほとんどであり、人事評価の基準として多くの企業が導入している。最大の特徴は処遇と配置の分離。あくまで能力によって昇格が決まることで、昇進は企業のニーズによって決定できる。1970年代以降のポスト不足に悩む企業には、好都合な制度であった。現在でも多くの企業が導入しているが、年功的な運用に陥りやすく高人件費を生み出す原因となるため、新たな処遇制度を模索する企業もある。

(2015年03月30日掲載)