労使関係読み:ろうしかんけい

労働者と使用者の関係の総称。日本的雇用慣行の終身雇用、年功序列、企業別労働組合はいわば日本の労使関係の象徴といえる。1980年代の末期のバブル崩壊前後から雇用の多様化が進み、労働者の企業への帰属意識は徐々に低下していった。そうした状況下でも企業と労働者の関係がほぼ従来通りに保たれたのは、組合が機能したことが大きいといえる。これまで労使関係といえば企業と組合との集団的な関係の意味合いが強かったが、現代では労働者個人と企業との個別的関係の意味合いのほうが強まったといえる。

(2015年03月30日掲載)