転籍読み:てんせき

人事の処遇の1つ。企業との現在の労働契約を解除し、新たに他企業との労働契約を結び、業務に従事すること。出向が出向元企業に籍を残したまま出向先企業に勤務するのとは異なり、完全に転籍先企業の所属となって働く。日本では、主に企業グループの中核企業から子会社・関連会社などに中核人材として移るという文脈で使われることが多い。転籍の実施に際しては、転籍対象者本人の同意はもちろん、転籍先企業の受け入れ同意も事前にとることが必要である。多くの場合、職務内容や処遇の変更が伴うため、転籍対象者との交渉に際しては、十分な説明が必要である。

(2015年03月30日掲載)