RPO読み:あーるぴーおー

Recruitment Process Outsourcing の略。「企業の正規社員の採用プロセスの全体または一部のアウトソーシングを行うビジネス」のことで、アメリカやヨーロッパなどの海外において特に活用が進んでいるサービスである。RPO会社は、企業から受託した採用プロセス(募集要件の管理、候補者の選定、面接手配、募集管理、採用手続き、レジュメ管理、プレスクリーニング、求人求職サイトへの求人掲載、スキル・行動評価、育成、オンボーディング、キャリアマ ネジメントまで)をトータルに一任される。 近年の概念ではRPOは HRO(人事部機能のアウトソーシング)の一部とされている。給与支払い、福利厚生、勤怠管理、人材供給、採用、給与管理などを行うHRO の市場は約64億ドル。RPOの市場規模を正確に把握する統計はないが、およそ10億~15億ドルとみられる。サービスを提供するのは、専門のプロバイダーやスタッフィング会社、コンサルティング会社、テクノロジー系の会社で、大手スタッフィング会社のほとんどは RPO事業を行う。企業が RPO を利用する理由は、経費削減や採用期間の短縮のほか、人事部がリーダーシップや組織開発などビジネスに大きなインパクトを与えられる分野に集中できることなどが挙げられる。

(2016年03月28日掲載)