Column

副業OK、リモートワークOKの「ハタカク!」をスタート
cloud04自社の組織では「働き方革命」を自ら実践・研究するための新人事制度「ハタカク!」を2016年7月からスタートした。その第一弾として全従業員を対象にリモートワーク・副業自由化を導入している。リモートワークについてはエンジニアがコードを書く時などに集中できた方がいいという意見もあり先行して4月から導入、一定の成果を得て全社に導入した。

副業については「1日5時間以上は許可制ですが、エンジニアが自社のクラウドソーシングを使ってアプリ開発で収入を得るといったことは全く問題ありません。サービスの検証・改善につなげられますし、社外のコミュニティに関わることで、よりスキルや経験の幅を広げることをむしろ奨励しています」と吉田社長。

リモートワークについては週3回までで、いざという時に会社に戻れるよう通勤6時間以内の場所にいることを条件としている。「育児中の社員にとっては、両立した働き方ができる仕組みです。不安な部分もありますが、この新制度も経営目標も自分たちで決めたことなのでやり遂げられると信じています」(吉田社長)

女性の働く機会の創出や地域格差の解消にも貢献

クラウドワークスでは、Facebookの「いいね!」のように、気軽に相手にお礼を言うことができる「ありがとうボタン」を導入している。契約がスムーズに進んだ時、納期どおりに成果物を納品してもらった時、検収が終わって無事に契約が完了した時などに押されることが多い。本社エントランスのモニターには「ありがとう」の数がタイムリーに表示される。クラウドワークスでは、Facebookの「いいね!」のように、気軽に相手にお礼を言うことができる「ありがとうボタン」を導入している。契約がスムーズに進んだ時、納期どおりに成果物を納品してもらった時、検収が終わって無事に契約が完了した時などに押されることが多い。本社エントランスのモニターには「ありがとう」の数がタイムリーに表示される。

“「働く」を通して人々に笑顔を”がクラウドワークスのミッション。「四大卒の優秀な女性社員でも、子育てを機に一度ドロップアウトすると正社員で社会復帰するのは難しいのが現状です。しかし、グローバルで見れば2~3年のブランクで復職なんて珍しくない話です。要は出産、子育て、介護、病気など人生のライフイベントに合わせた多様な働き方を選べないのが日本。これは本当にナンセンスです」と吉田社長は語気を強める。クラウドソーシングはこうした「負」の解消に貢献するほか、地域格差の解消にも一役買う。例えば2016年4月にはクラウドソーシングで受注する仕事の品質管理とクラウドワーカー育成を担う「クラウドディレクター」体制の全国展開を開始、長野県塩尻市と広島市で運用を開始した。「地域の人々が仕事を得て、継続的に収入を得ることができる。我々が目指すのは“結果を出す地方創生”です」と吉田社長。「これからも誰もが自分が納得できる働き方、笑顔になる働き方を創出していきたい」と語る吉田社長の「働き方革命」はこれからが本番だ。

 


cloud06吉田 浩一郎氏 プロフィール
株式会社クラウドワークス
代表取締役社長 兼 CEO

略歴:
1999年3月  東京学芸大学 卒業
1999年4月  パイオニア(株) 入社
2001年1月  リード エグジビション ジャパン(株)に転職
2006年2月  ドリコム執行役員として東証マザーズ上場を経験
2007年10月 (株)ZOOEE(ゾーイ)」創業
海外事業を経験する中で時間や場所にとらわれない働き方に注目
2011年11月 (株)クラウドワークス 創業
2012年3月  日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス」を開始
2014年12月  東証マザーズ上場
2015年1月  第1回「日本ベンチャー大賞」審査委員会特別賞受賞
2015年3月  新経済連盟 理事に就任

2016年09月02日